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中学受験、2月1日は我が家の天王山。残り118日、親にできること

2月1日。

中学受験を意識する前は、カレンダーの中の一日にすぎなかった。ところが今は、この日付を見るだけで少し気持ちが引き締まる。

我が家の第一志望は、早稲田大学高等学院中学部。これまで記事では「早大学院」と書いてきた学校である。

2026年10月6日の今日から、来年の2月1日までは、あと118日。

まだ時間があると思いたい。しかし、塾に通い、模試を受け、過去問を解き、間違いを直しているうちに、気づけば一週間が終わっている。

2月1日は、我が家にとっての天王山である。

ただし、そう思っている親の気持ちを、そのまま息子の肩に載せてよいわけではない。今日はこれまでの志望校選びや学習の見直しを振り返りながら、この日に向けて親として何をしておきたいか、整理してみたい。

目次

2月1日に向けて動く日々

「天王山」というと、勝負の行方を左右する大切な局面を思い浮かべる。

我が家にとって、それが2月1日の第一志望校の入試である。

もちろん、そこだけで受験が終わるとは限らない。1月の前受けもあれば、午後入試や翌日以降の受験も考えている。どの学校の試験も、その学校を目指す子にとって大切な一日だ。

それでも、第一志望が決まると、毎日の勉強に一本の軸ができる。

どの過去問に取り組むか。限られた時間をどの教科に使うか。週末に何を優先するか。

その判断の先には、いつも2月1日がある。

ただ、親の頭の中では入試までのカウントダウンが進んでいても、息子は今日の宿題や、目の前の一問と向き合っている。

この時間の感じ方の違いは、忘れないようにしたい。

算数が気になるからこそ

最近の我が家で、特に気になっているのが算数である。

国語ではよい結果を出すことがある一方、算数はもう少し安定させたい。過去問でも、最初に解いたときの点数と、見直したあとに取れる点数に差がある。

その差を見ると、親はつい思ってしまう。

「これが本番で取れていれば」

しかし、家で解き直してできることと、制限時間のある試験で正解することは同じではない。そこを一緒にして、「本当はできるはず」と期待だけを積み上げても仕方がない。

どこで手が止まり、何を読み落とし、どんな問題で時間を使ったのか。

点数を眺めるだけでなく、その中身を見る必要がある。

以前、過去問への取り組み方について書いたときにも感じたが、大切なのは、できなかった部分をあぶり出し、次の勉強につなげることである。

僕自身、昔TOEICの勉強をしていたときも、解けないところを確認して、そこを重点的に勉強していた。理屈はわかっている。

それでも、わが子の点数になると平静でいられないのだから、親というのはなかなか難しい。

勉強を足すより選び直す

妻は、NNの理科をやめ、算数の個別指導に力を振り向ける判断をした。

算数の様子が気になっていたことに加え、併願候補に算数と国語の2科目での受験を考えている学校があることも、その背景にある。

これが吉と出るかは、まだわからない。

ただ、受験が近づくほど、不安に任せて何でも追加したくなる。教材を増やし、授業を増やし、家庭での課題も増やす。しかし、息子の一日は24時間のままである。

SAPIXの通常授業にSS特訓、NN、過去問。それぞれに意味があっても、全部を十分に消化できるとは限らない。

今の息子に必要なものを選び、やり直す時間まで確保する。

2月1日が近づいているからこそ、何を足すかだけでなく、何に時間を使うかを考えたい。

併願校にも通う姿を描く

第一志望に向けて頑張ってほしい。

それと同じくらい、もし思うような結果にならなかったときにも、息子が前を向いて通える学校を見つけておきたい。

これまで、東京都市大学付属、東京農大、巣鴨、成城、世田谷学園、獨協、高輪など、さまざまな学校を候補として考えてきた。実際に文化祭を訪れた学校もある。

調べるほど、偏差値表だけでは決められないと感じる。

通学は続けられそうか。校内の雰囲気は合っているか。本人がここで過ごす姿を想像できるか。

親がよさそうだと思っても、息子がしっくりこないこともある。逆に、訪れてみて印象が変わることもある。

「安全校」という言葉は受験計画を整理するうえでは便利だが、合格が約束されるわけではないし、進学すればそこが本人の毎日になる。

だからこそ、第一志望以外の学校についても、きちんと考えておきたい。

2月1日午前に第一志望、午後に東京都市大学付属という組み合わせを考えているが、午前と午後に試験を受ける一日は、長い。

親が予定表に学校名を書くだけなら簡単である。実際に移動し、気持ちを切り替え、再び問題を解くのは息子なのだ。

1月は連日の試験を経験する

前受けについても、少しずつ考えが整理されてきた。

前の記事で書いたとおり、我が家は算数特待入試を受けないことにした。

息子が算数一科目で勝負するタイプではないという理由もある。しかし、それだけではない。

2日続けて4科目の試験を受ける経験をしておきたい。

朝起きて、試験を受け、帰宅して、翌日に備える。そして次の日も、もう一度試験に向かう。

一日の試験を経験するだけでは見えない疲れ方や、気持ちの切り替えがあるかもしれない。

もちろん、前受けも本番の入試である。軽い気持ちで受けるつもりはない。そのうえで、2月に向けて、息子も親も連日の受験を経験しておく意味はあると思っている。

結果に一喜一憂するだけでなく、翌日に何を持ち越し、何を切り替えるか。親の接し方も含めて、学ぶ機会にしたい。

AIは使えても親は迷う

先日は、模試の結果をAIに読み込ませ、息子の強みや課題を整理してみた。

点数の一覧を前にして「算数が心配だ」と言っているだけでは、話が進まない。どこを見直すか、どんな声をかけるかを考える材料にできるのは、便利だと感じた。

妻もChatGPTに課金した。IT企業に勤めるママ友から刺激を受けたことや、無料版で画像を読み込む際の制限に当たったことがきっかけだったようだ。

ただ、分析結果を見れば親の迷いがなくなるわけではない。

今日はもう一問やったほうがよいのか。それとも疲れているから終えたほうがよいのか。励ましたつもりの言葉が、プレッシャーになっていないか。

そういうことは、その日の息子を見ながら考えるしかない。

AIの整理も参考にしつつ、答案と本人の様子に戻って判断したい。

父親は息抜き係も担いたい

僕は仕事があり、毎日十分に勉強を見られるわけではない。帰りが遅い日もあれば、飲み会の日もある。

一方で、限られた時間に関わろうとすると、つい何か成果を出したくなる。

算数を一問教える。間違いを直す。勉強の進め方について一言言う。

しかし、父親が登場するたびに課題が増えるようでは、息子も落ち着かないだろう。

以前、「息抜き係」という言葉に共感したことがある。両親がそろって受験モードになり、家の中でずっと勉強の話をしていたら、子どもは気が休まらない。

何でもない話をして、少し笑って、その日を終える。

そういう時間をつくることも、今の僕にできることだと思う。

もちろん、算数も見る。ただ、算数を教えた時間だけで、父親としての関わりを測らないようにしたい。

天王山でも人生は続く

2月1日は天王山である。

ここまで頑張ってきたのだから、第一志望に合格してほしい。それは、きれいごと抜きの本音だ。

一方で、「この日ですべてが決まる」とまで考えないようにしたい。

入試の結果は大切だ。しかし、その一回の結果で、息子のこれまでの努力や、その先の可能性まで決まるわけではない。

頭ではそう思っていても、本番が近づけば、僕自身が結果ばかり気にしてしまうかもしれない。だから、まだ118日ある今のうちに、ここに書いておく。

親の不安は、まず親が引き受ける。

息子には、目の前の一問に取り組める環境と、疲れたときに休める場所を用意する。

そして2月1日の朝には、あれこれ注意を並べるより、落ち着いて送り出したい。

「いってらっしゃい。いつもどおりで大丈夫」

そう言えるように、残りの日々を、息子と一緒に積み重ねていきたい。

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この記事を書いた人

40代、2児の父。現在は息子の中学受験に伴走中。しばらくは中学受験を中心に、日々の試行錯誤や実体験を発信していきます。

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