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歴史が少し得意なのは漫画『日本の歴史』のおかげ?小4で角川版を買ってよかった話

息子は社会の中では歴史が比較的得意である。もちろん飛び抜けて得意というほどではないが、テストを見ていると、歴史は比較的安定しているように感じる。

なぜだろう。最近、ふと思い出した。

そういえば、小学校4年生のころに『まんが 日本の歴史』を全巻買った。

我が家が選んだのは、角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』である。

買った当時は「何度も読めば歴史が得意になるのでは」と親は勝手に期待していた。しかし実際に息子が通して読んだのは、おそらく2〜3回。毎日のように読み返していたわけでもない。

正直、当時は「結構高かったけれど、本当に買う意味があったのかな」と思ったこともある。ところが小学6年生になった今、もしかするとあの2〜3回が効いているのではないか、と考えるようになった。

目次

歴史は初めて聞く言葉だらけ

源頼朝、鎌倉幕府、足利尊氏、応仁の乱、織田信長、徳川家康、明治維新。大人なら大まかなイメージが浮かぶ言葉でも、初めて歴史を習う子どもにとっては、どれも知らない名前である。

さらに、戦いが起きたり、政治の仕組みが変わったり、外国との関係が変化したり。出来事を一つずつ丸暗記するだけでは、なかなか全体像がつかめない。

その点、漫画で一度でもストーリーに触れていると、「あ、この人知っている」「この戦い、漫画で見た」となる。名前や年号をすべて覚えていなくても、頭の中に歴史の世界ができていること自体に意味があるのではないか。

2〜3回しか読まなくても、土台になったのかもしれない

小4で買ったとき、息子は「受験勉強をしよう」と意気込んでいたわけではない。普通の漫画のように読んでいただけだったと思う。

親としてはもっと読み込んでほしかった。しかし今考えると、歴史漫画の役割は教科書の内容をすべて暗記させることではない。

「江戸幕府は徳川家康が開いた」「その前に戦国時代があった」という大まかな流れをつかむ。その後、5年生、6年生の塾の授業で知識を付け加えていく。そう考えると、最初の2〜3回にも十分意味があったのかもしれない。

なぜ我が家は角川版を選んだのか

歴史漫画は複数の出版社から出ている。我が家も購入時に少し比較し、最終的にKADOKAWAの角川まんが学習シリーズにした。

決め手は、絵のタッチだった。

「これなら子どもが普通の漫画に近い感覚で読んでくれるのではないか」と思ったのである。ほかにも、単行本が比較的コンパクトで手に取りやすいこと、歴史の大きな流れを追う構成も魅力だった。

角川版について書いた個人ブログでも、絵柄の親しみやすさや読みやすさ、コンパクトな判型を選ぶ理由に挙げる声がある。もちろん感じ方には個人差があるが、我が家の選択とも重なる。

著名な漫画家・イラストレーターが表紙を担当していることでも知られるシリーズである。ただし、「角川が中学受験に一番有利」という意味ではない。あくまで、当時の息子が読んでくれそうなものを選んだ結果である。

出版社別『日本の歴史』を比較してみる

現在、歴史学習漫画にはいくつもの定番シリーズがある。出版社ごとに巻数や絵の雰囲気、情報量、解説の作り方に違いがある。

KADOKAWA|角川まんが学習シリーズ 日本の歴史

我が家が購入したシリーズ。大きな歴史の流れをつかむことを重視した構成で、現代的な絵柄とコンパクトな判型が特徴。まず楽しんで読み、歴史に親しんでほしい家庭の候補になる。

KADOKAWA公式サイト

小学館|学習まんが 日本の歴史

小学館の新版は全20巻。山川出版社が編集協力しており、地図や相関図なども交えながら、歴史をしっかり学べる作りが特徴である。教科書とのつながりも重視したい家庭に向きそうだ。

小学館公式シリーズ案内

集英社|学習まんが 日本の歴史

集英社も全20巻のシリーズを展開。近現代史にページを割いている点や、人気漫画家による印象的な表紙も魅力である。子どもの好みに合う絵柄か、店頭で確かめたい。

集英社公式シリーズ案内

講談社|学習まんが 日本の歴史

全20巻で、本文に加え欄外の豆知識なども充実している。漫画を楽しむだけでなく、もう一歩詳しい知識に触れたい子にとって魅力的な選択肢だと思う。

講談社公式サイト

Gakken|学研まんが NEW日本の歴史

全12巻のシリーズで、オールカラーの読みやすさが特徴。DVD付きのセットもある。絵や映像から歴史に興味を持つタイプの子なら、相性がよいかもしれない。

Gakken公式サイト

比較してわかったのは「子どもが読みたいか」が大事ということ

親としては、受験に強いのはどれか、情報量が多いのはどれか、という基準で選びたくなる。しかし、小4くらいで最初に渡すなら、本人が「これなら読んでみたい」と思うことの方が大事かもしれない。

どれだけ内容が充実していても、開かれないまま本棚に並んでいたらもったいない。逆に、楽しんで2回、3回と読めば、歴史の流れが自然に残るかもしれない。

ネットの比較記事は参考になるが、できれば親子で大きな書店に行き、各社の漫画を実際に開いてみるのがおすすめである。最後は子どもに「どれが一番読みたい?」と聞くのがいいと思う。

小4で買っておいてよかった

息子が歴史を少し得意としているのが、本当に漫画のおかげなのかはわからない。当然、SAPIXの授業や日々の勉強の積み重ねも大きい。漫画を買っただけで歴史の成績が上がる、という話ではない。

ただ、あらかじめ登場人物や出来事に触れていたことで、その後の授業が少しわかりやすくなった可能性はあると思う。

「ああ、これ知っている」から勉強を始められるのは、やはり強い。

本棚に並ぶ角川版の『日本の歴史』を見て、今になって思う。あのとき買っておいてよかったかもしれないな。

中学受験のためというより、歴史への入口を早めに作っておいた。それくらいの距離感が、結果的にちょうどよかったのかもしれない。

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この記事を書いた人

40代、2児の父。現在は息子の中学受験に伴走中。しばらくは中学受験を中心に、日々の試行錯誤や実体験を発信していきます。

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