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SAPIX・SS・NN・個別塾で4つ掛け持ち。中学受験期に父親ができること

受験日まで143日。

仕事を終えて家に帰ると、早稲田アカデミーからかなり分厚い冊子が届いていた。

「これ、なんだ?」

と思って見てみると、どうやらNN特訓の教材らしい。

先日このブログで、SAPIXのSS特訓と早稲田アカデミーのNN特訓について、「結局どっちがいいんだろう」なんて記事を書いたばかりである。

そして僕の中では、なんとなくSS特訓を中心にやっていくものだと思っていた。

ところが。

いつの間にか、妻がNN特訓にも申し込んでいた。

……両方やるのか。

改めて数えてみると、息子はいま、SAPIXの通常授業、SS特訓、NN特訓、さらに個別塾まで通っている。

正確には4つの塾というわけではないけれど、息子からすれば、ほぼ4つの勉強を並行しているようなものだ。

第一志望に向けて本格的に仕上げていく時期なので、やる意味はもちろん分かる。

ただ、父親として最初に思ったのはもっと単純だった。

これ、本当に全部こなせるのだろうか。

受験まで時間はない。

でも、子どもの一日は24時間しかない。

今回は、気づけば予定がどんどん埋まっていた息子を見ながら、中学受験のこの時期に父親として何をしたらいいのか、少し考えてみたい。

目次

いつの間にかNN特訓も始まっていた

先日、SAPIXのSS特訓と早稲田アカデミーのNN特訓について記事を書いた。

どちらも志望校対策をする講座ではあるけれど、内容も考え方も少し違う。

第一志望を考えればNNも気になる。

ただ、すでにSAPIXに通っていてSS特訓も始まっている。

なので僕としては、

「まあ、SSを中心にやっていくんだろうな」

くらいに思っていた。

ところが家に届いた、早稲田アカデミーの分厚い教材。

どう見ても、資料請求でもパンフレットでもない。

NNの教材だった。

妻に聞いてみると、普通に申し込んでいたらしい。

いつの間に。

受験関連のスケジュールは基本的に妻が管理しているので、こういうことがたまにある。

僕もまったく関わっていないわけではないのだけれど、平日は仕事が遅くなることも多く、細かいところまでは追えていない。

ということで、我が家はSSとNN、両方やることになった。

以前書いたSSとNNの記事では、「結局どちらがいいのか」なんて考えていたのだが。

結論はまさかの、

両方だった。

数えてみたら、実質4つだった

改めて息子がいま何をやっているのか数えてみた。

  • SAPIXの通常授業
  • SAPIXのSS特訓
  • 早稲田アカデミーのNN特訓
  • 個別塾

なんと4つ。

もちろん、「4つの塾に通っています」というのは少し違う。

SAPIXの通常授業とSSは同じ塾だし、NNは日曜日を中心とした志望校別の講座である。

ただ、息子から見れば、それぞれ教材も宿題も違う。

実質的には4本立てで勉強しているようなものだ。

こうやって文字にしてみると、なかなかすごい。

小学生である。

学校にも毎日行っている。

それに加えてこれだけやるわけだから、父親としてはどうしても、

「本当にこれ全部こなせるのか?」

と思ってしまう。

第一志望に向けて残された時間を考えれば、やるべきことはたくさんある。

一方で、時間には当然限界がある。

講座を増やせば増やすほど成績が上がる、なんて単純な話でもないはずだ。

むしろ今の時期は、「何をやるか」以上に「何をやらないか」も大事なのかもしれない。

そんなことを考えている。

個別塾は月4回から月2回へ

NNが入ったことで、一つ変わったこともある。

これまで月4回通っていた個別塾を、月2回に減らすことになった。

これは個人的には少し心配している。

というのも、ここ最近、息子の算数はかなり良くなってきた。

もちろんSAPIXでの勉強もあるのだけれど、個別塾で算数を見てもらってきた影響もかなり大きいと思っている。

分からないところをその場で聞ける。

苦手なところを重点的に見てもらえる。

集団塾とは違う良さがあった。

そこを月4回から2回に減らして大丈夫なのか。

正直、僕にはまだ分からない。

ただ、受験まで残された期間を考えると、これからは第一志望の問題に慣れることも重要になってくる。

実際の問題を解きながら、

「こういう問題が出る」

「こういう時間配分になる」

「ここで点を取る」

という感覚を身につける。

その意味ではNNを入れることにも、もちろん意味はあると思っている。

個別で弱点を補うのか。

志望校別対策を増やすのか。

たぶん正解は、受験が終わるまで分からない。

なので今は、息子の様子を見ながら調整していくしかないのかなと思っている。

本人は意外と元気にやっている

親の僕がこれだけ心配している一方で、本人はというと。

意外と普通にしている。

塾に行くこと自体をものすごく嫌がっている感じでもない。

家に帰ってくればゲームもする。

動画も見る。

くだらないことでゲラゲラ笑っている。

休むときは普通に休んでいる。

そういう姿を見ると、

「まあ、まだ大丈夫なのかな」

と思ったりもする。

ただ、ここは少し反省もあって、最近僕自身が仕事で帰りが遅い。

なので息子が実際にどう思っているのかを、じっくり聞く機会はそれほど多くない。

本人が何も言わないから大丈夫、と決めつけるのも違うだろう。

受験までの残り期間、土日くらいはもう少し様子を見たいと思っている。

朝5時の「勉強時間」は、たぶん遊び時間でもある

我が家では、子どもは夜10時半には寝かせるようにしている。

どんなに遅くても、そのくらいには寝る。

その代わり、息子は朝が早い。

最近は5時とか5時半くらいに起きている。

一応、本人としては、

「朝、勉強する」

ということになっている。

ただし。

親はその時間、基本的に見ていない。

そして後からiPadを触ってみると、結構あたたかいことがある。

たぶん、かなり使っている。

なので実際のところ、朝5時からものすごく集中して勉強しているのかと言われれば、たぶんそんなことはない。

でも最近は、それでもいいかなと思うようになった。

学校に行って。

塾に行って。

SSがあって。

NNがあって。

宿題があって。

過去問もある。

そんな生活をしている中で、朝5時から家族が起きてくるまでの時間というのは、息子にとって意外と貴重なのかもしれない。

誰にも何も言われない。

好きなものを見られる。

一人でボーッとできる。

一日の中で、唯一まとまって自由に使える時間なのかもしれない。

もちろん、受験だけを考えれば、

「せっかく早起きしているんだから勉強すればいいのに」

とも思う。

でも、朝5時から親が横について、

「はい、算数」

「次、理科」

「iPadやめて」

までやったら、さすがに息が詰まるだろう。

だからそこは、ちょっと目をつぶっている。

いや、結構目をつぶっている。

朝5時の時間くらいは好きに使ってもいい。

今のところは、そう思っている。

父親まで追い込む必要はない

最近、僕が一番意識しているのはここかもしれない。

塾でも勉強する。

家でも宿題がある。

SSにも行く。

NNにも行く。

個別塾にも行く。

妻も日々、かなり受験の管理をしている。

そうなると、父親の僕まで家に帰ってきて、

「勉強したの?」

「宿題終わった?」

「過去問は?」

と言い始めたら、さすがに逃げ場がない。

もちろん僕も、算数を見ることはある。

テストの点数も気になる。

第一志望に受かってほしいとも思っている。

でも、家族全員が受験モード100%になってしまうのは、ちょっと違う気もする。

だから僕は最近、少し役割を分けて考えている。

勉強は、基本的に塾と妻に任せる。

もちろん必要なら手伝う。

でも僕まで常に監督役になる必要はない。

むしろ別のことを担当したほうがいいのではないか。

そう思うようになった。

僕の役割は、お金と家の空気

では、父親の僕が何をするのか。

考えてみると、意外とシンプルだった。

一つは、

お金を何とかする。

身も蓋もないけれど、これはかなり大事である。

SAPIX。

SS。

NN。

個別塾。

受験料。

その他もろもろ。

中学受験は、本当によくお金がかかる。

そこは頑張って働くしかない。

そしてもう一つ。

家の空気を悪くしない。

こっちも意外と重要なのではないかと思っている。

息子が家でゲームをしていたら、全部を止めさせるのではなく、少しくらいは好きにさせる。

くだらないことで笑っていたら、一緒に笑う。

何もしないでダラダラしている時間があっても、それを全部「もったいない時間」にしない。

少なくとも、

家くらいは休める場所にしておきたい。

いまの僕の役割は、そんなところなのかもしれない。

受験期だからこそ夫婦関係も大事

そしてもう一つ。

最近、意外と大事だと思っているのが夫婦関係である。

中学受験をしていると、どうしても家庭の中心が受験になる。

今週のテストはどうだった。

過去問は何点だった。

どこの学校を受ける。

この講座を取る。

取らない。

成績が上がった。

下がった。

話題が全部そっちに寄っていく。

当然、父親と母親で意見が違うこともある。

僕は、

「そこまでやらなくてもいいんじゃない?」

と思うことがあるし、

妻は妻で、

「今やらないでいつやるの?」

と思うこともあるだろう。

でも、そこで夫婦までギスギスしてしまったら、たぶん子どもにも普通に伝わる。

なので、受験の結果ももちろん大事だけれど、

受験のせいで家の雰囲気が悪くならないこと。

これは意識しておきたいと思う。

たぶん息子は、親が思っている以上にいろいろ見ている。

娘のことも忘れない

そして、もう一人忘れてはいけない人がいる。

娘である。

今はどうしても、家庭の話題が息子の受験中心になっている。

「今日のテストどうだった?」

「過去問何点だった?」

「次の日曜日はNN」

「今度は学校説明会」

そんな話ばかりになる。

僕自身も気づけば、息子の予定ばかり気にしている。

でも娘からすると、そんなことは関係ない。

家族全員がお兄ちゃんばかり見ている状態が続けば、面白くないだろう。

なので受験までの残り期間は、意識的に娘のことも見ていきたい。

別に特別なことをする必要はないと思う。

話を聞く。

一緒に出かける。

何かあったらちゃんと見る。

それだけでも違う気がする。

受験生だけではなく、受験生がいる家庭全体を見る。

父親の役割としては、こっちも大事なのかもしれない。

まず自分が元気でいようと思う

そして最後に、自分のこと。

僕自身も最近、仕事で少し役割が変わりつつある。

これまでと違うことを考える場面も増えてきて、それはそれで結構楽しんでいる。

ただ当然、仕事は忙しい。

平日に帰る時間が遅くなることもある。

そこで最近思うのが、

親自身がちゃんと元気でいることも意外と大事なのではないか。

ということだ。

仕事で疲れ切って。

家に帰ってイライラして。

子どもの成績を見てさらにイライラして。

夫婦でも険悪になる。

これでは家の雰囲気を良くするどころではない。

だから運動も続けたい。

昔からやっているので、週2〜3回くらいはしっかり身体を動かす。

仕事も頑張る。

でも、ちゃんと休む。

自分自身の心と身体をある程度いい状態にしておく。

結局、自分がしっかりしていないと、子どものことも家庭のことも支えられない。

今日はまず仕事をしっかりやる。

そして土日は、少し息子の勉強の様子を見てみようと思う。

もちろん、娘のことも。

受験まで、家をちゃんと「家」にしておく

気づけば息子は、SAPIX、SS、NN、個別塾と、かなり忙しい生活になっていた。

まだ小学生なのに、よくやっていると思う。

これから受験が近づけば、さらに大変になるだろう。

親としては、ついつい、

「もっと勉強したほうがいい」

「この時間も使える」

と思ってしまう。

でも、一日のすべてを受験にする必要はない。

朝5時にiPadを見ている時間も。

ゲームをしながらゲラゲラ笑っている時間も。

何もしない時間も。

たぶん今の息子には必要なのだと思う。

僕自身、父親として何をするのが正解なのかは、まだよく分からない。

ただ今のところは、

勉強は塾と妻に任せる。

僕は働いて、お金を何とかして。

できるだけ機嫌よく家に帰って。

たまには算数を見て。

自分も運動して。

娘の話もちゃんと聞く。

そして、息子が家では普通にゲラゲラ笑っていられるようにする。

受験まであと少し。

少なくとも家だけは、最後までちゃんと「家」であってほしい。

今はそんなことを思っている。

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この記事を書いた人

40代、2児の父。現在は息子の中学受験に伴走中。しばらくは中学受験を中心に、日々の試行錯誤や実体験を発信していきます。

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