今日は仕事を終えて、そのまま東京農業大学第一高等学校中等部(農大一中)の学校説明会へ行ってきた。
疲れた。
平日の仕事を終えて学校へ向かい、説明会を聞いて、また帰る。これまで文化祭や学校説明会にはいくつも足を運んできたが、我が家にとって夜間の説明会は初めてである。
それでも帰り道、頭に残ったのは「遠いけど、農大いいなぁ」という感想だった。
仕事帰り、初めての夜間説明会
週末の学校説明会とは少し違う雰囲気だった。仕事を終えて駆けつけたと思われる保護者たち。皆さん真剣に話を聞いている。
受験まで4か月を切った10月。そろそろ「どんな学校だろう」という興味だけではなく、「本当にこの学校を受験し、6年間通うのか」という目線になる。保護者の熱心さを見て、こちらも背筋が伸びた。
新しい校舎はやはり魅力的
農大一中には、先日、文化祭の「桜花祭」でも足を運んだ。そのときも感じたが、校舎が新しくきれいである。
校舎が新しいから合格を目指すわけではない。歴史を感じる校舎にも良さはある。それでも、子どもが毎日6年間を過ごす環境だと考えると、この設備は大きな魅力だと思う。
文化祭に行ったときの記録は、「東京農大一中の文化祭『桜花祭』へ」に書いている。
進学実績の素晴らしさに驚いた
今回、改めて印象に残ったのが大学合格実績である。「東京農業大学の附属校」という名前のイメージよりも、難関国公立大学や難関私立大学への進学を目指す進学校としての顔が強い。
学校公式サイトには、2026年3月卒業生310名の大学合格実績(3月19日時点の速報)が掲載されている。主な大学の数字を整理してみた。
| 大学 | 合格者総数 | うち現役 |
|---|---|---|
| 東京大学 | 3名 | 2名 |
| 京都大学 | 1名 | 0名 |
| 東京科学大学 | 3名 | 2名 |
| 一橋大学 | 2名 | 2名 |
| 北海道大学 | 3名 | 3名 |
| 東北大学 | 5名 | 5名 |
| 大阪大学 | 3名 | 3名 |
| 早稲田大学 | 46名 | 44名 |
| 慶應義塾大学 | 33名 | 30名 |
| 上智大学 | 21名 | 20名 |
| 東京理科大学 | 60名 | 55名 |
| 明治大学 | 145名 | 140名 |
| 青山学院大学 | 52名 | 51名 |
| 立教大学 | 61名 | 61名 |
| 中央大学 | 64名 | 63名 |
| 法政大学 | 36名 | 35名 |
出典:学校公式「2026年大学合格実績速報」(PDF・2026年3月19日時点)。数字は中等部からの内部進学生だけでなく高校全体の合格実績で、既卒生を含む延べ合格者数である。実際に入学した人数とは異なり、1人が複数大学に合格した場合はそれぞれに計上される。
明治大学の145名という数字には驚いた。早稲田・慶應・上智の3大学も合計100件の合格。理系では東京理科大学60名のほか、東北大学5名、大阪大学3名という結果も出ている。
さらに2025年には、学校公式発表によると現役生5名が東京大学に合格したとのこと。年ごとの変動はあるにしても、進路の選択肢が広い学校なのだと実感する。
もちろん大学合格実績だけで学校を決めるつもりはない。子どもに校風が合うか、6年間を楽しく過ごせるかも大切である。それでも、進路の幅広さは父親として魅力に感じた。
2027年度入試は2月4日が廃止に
今日もらった「令和9年度 生徒募集要項」で確認したのが、2027年度の入試日程である。
従来あった2月4日の入試はなくなり、2月1日午前・午後、2月2日午後の3回入試となる。
説明会では2月4日の試験は倍率が20倍ほどだったという話も聞いた。これは当日聞いた数字なので、確定した公式倍率としてではなく、当日のメモとして残しておく。
| 項目 | 第1回 | 第2回 | 第3回 |
|---|---|---|---|
| 試験日 | 2月1日(月)午前 | 2月1日(月)午後 | 2月2日(火)午後 |
| 開門 | 7:30 | 13:00 | 12:00 |
| 集合 | 8:20 | 15:20/16:00 | 14:30/15:30 |
| 募集人数 | 約60名 | 約80名 | 約60名 |
| 科目 | 国語・算数・理科・社会(4科) | 算数・理科/算数・国語(2科) | 算数・理科/算数・国語(2科) |
| 出願締切 | 1月31日23:59 | 1月31日23:59 | 2月1日23:59 |
出願受付は1月10日9:00から。検定料は1回出願で25,000円、複数回出願で合計35,000円。第2回・第3回の集合時刻は受験区分によって異なるので、実際に出願する際は学校の募集要項を確認したい。
インターネットでの合格発表は、第1回・第2回が試験当日21:00から、第3回が試験当日23:00からと記載されていた。
我が家は2月1日午前に第一志望の早稲田大学高等学院中学部、午後に東京都市大学付属中学校を検討している。農大一中を受けるなら2月2日午後が候補になるかもしれない。ただし、他校との組み合わせも含めてまだ検討中だ。
※入試情報は2026年10月9日の説明会で配布された「令和9年度 生徒募集要項」に基づく。最新の条件は学校公式サイトで確認してほしい。
最大の悩みは、やっぱり距離
それだけ好印象だったのに、気になることが一つある。
遠い。
今日は仕事帰りだったこともあり、移動の長さを改めて感じた。もちろん子どもの通学と私の移動経路は同じではないが、6年間、毎日通うことを想像すると通学時間は軽視できない。
雨の日も、部活動で帰りが遅くなる日もある。学力や校風、施設だけでは決められないのが学校選びの難しいところである。
それでも、農大いいなぁ
新しい校舎、立派な進学実績、熱心な保護者たち。疲れていたけれど、足を運んでよかった。
偏差値や進学実績はインターネットでも調べられる。でも現地で話を聞き、その場の空気に触れたときの印象は、やはり別物だと思う。
最後に学校を選び、通うのは息子である。父親が気に入ったからといって決めるわけにはいかない。
ただ、今日の率直な感想はこれに尽きる。
遠いけど、農大いいなぁ。

コメント