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SAPIXのSS特訓か早稲アカNNか|早大学院第一志望のわが家が選んだのは

受験まで、あと145日。

9月に入って、いよいよ受験生らしいスケジュールになってきた。

SAPIXでは通常授業に加えて、日曜日の志望校別特訓が始まる。

ちなみに私は最初、

「いよいよNN特訓が始まるのか」

と思っていた。

違った。

NNは早稲田アカデミーで、SAPIXはSS特訓だった。

子どもは毎日これだけ受験勉強をしているのに、父親はいまだに講座名すらちゃんと覚えていない。

目次

SAPIXのSS特訓が始まる

正式には「難関校SS特訓(サンデー・サピックス)」。

小学6年生の9月から1月まで、日曜日を使って志望校対策をする講座である。

2026年度は全18回。

授業14回に加えて、後期合格力判定サピックスオープンが4回組み込まれている。

しかも今年度はSAPIX側も、

「複数の学校の対策」

「志望校に特化した対策と幅広い学習の両立」

をリニューアルポイントとして掲げている。

まさに、これから入試本番に向けて実戦モードに入っていく講座ということらしい。

息子もこれを受けることになった。

第一志望は早大学院。でも少し気になる

息子の第一志望は、早稲田大学高等学院中学部。

いわゆる早大学院である。

ただ、息子が受けるSAPIXの志望校別対策では、早大学院だけではなく早稲田中もスコープに入っている。

ここは少し気になった。

第一志望が早大学院なのであれば、

早大学院だけを徹底的にやった方がいいんじゃないの?

という素朴な疑問である。

これから入試まで145日。

5か月もない。

  • 早大学院の算数。
  • 早大学院の国語。
  • 早大学院の理科。
  • 早大学院の社会。

ひたすら出題傾向に合わせて勉強した方が効率的にも思える。

一方で、同じ早稲田系でも早稲田中と早大学院は当然ながら別の学校で、入試問題も違う。

二つを見ることで幅が広がるとも言えるし、逆に第一志望へのフォーカスが少しぼやけるとも言える。

このあたりは、親として少し気になっていた。

早稲アカなら「NN早大学院」がある

そこで比較対象になるのが、早稲田アカデミーのNN志望校別コース。

「NN」は「何がなんでも」の略らしい。

名前からして強い。

そして早稲アカの場合、

NN早稲田

と

NN早大学院

は別々に用意されている。

早大学院クラスの説明を読むと、かなり分かりやすい。

「早大学院中の合格に的を絞った特別な講座」であり、受講生も早大学院志望者。

専用教材を使い、早大学院の入試を研究してきた講師が教える。

日曜講座では頻出単元を扱い、

「授業→宿題→確認テスト」

を繰り返して定着させる仕組みになっている。

さらに土曜講座では、9月・10月は過去問、11月以降はそっくりテスト。

完全に早大学院仕様である。

ここまで見ると、

第一志望が早大学院ならNN早大学院でいいんじゃないの?

とも思えてくる。

SAPIX生はSSかNNかで迷うらしい

少しネットを調べてみると、この問題で迷っているSAPIX家庭は珍しくないようだ。

その理由もよく分かる。

SAPIXにずっと通ってきたのであれば、SSはこれまでの勉強の延長線上にある。

先生も教材の考え方もSAPIX。

一方、NNに行けば、その学校だけを目指している子たちの中で、学校別の対策を徹底的に受けられる。

早大学院第一志望なら、この環境はかなり魅力的に見える。

ただしSAPIX生がNNを追加すれば、

  • 新しい先生。
  • 新しい教材。
  • 新しい宿題。

当然ながら、やることも増える。

6年生の秋になって教材を増やすことが、本当にプラスなのか。

ここも悩ましい。

費用も結構違う

そして親として避けて通れないのがお金である。

2026年度の公式料金を比べると、日曜日のメイン講座だけならこうなる。

比較SAPIX SS特訓NN早大学院 日曜講座
実施期間9月〜1月9月〜1月
基本料金295,900円39,200円/月
5か月で計算295,900円196,000円
入室・入塾金一般生は別途必要11,000円※
SAPIX生がNNを取る場合の目安―約207,000円
教材費受講料に含まれる受講料に含まれる

※早稲アカの平日通常授業を受講している場合、入塾金は不要。

SAPIXのSSは、志望校別授業のみのプランAで295,900円。

基礎知識確認講座まで付けるプランBなら319,000円になる。

一方、NN早大学院の日曜講座は月39,200円。

9月から1月まで単純計算すると196,000円で、早稲アカの通常授業を受けていないSAPIX生なら入塾金11,000円を含めて約207,000円となる。

なので、日曜講座だけ比べればNNの方が9万円近く安い。

これは意外だった。

私はなんとなく、学校別にあれだけ特化しているNNの方が高いのかと思っていた。

ただしNNにはさらに土曜講座もある。

こちらは1講座月12,100円。

最大3講座なら月36,300円。

さらに平日には国語、算数、理科、社会それぞれ月7,000円の講座まで用意されている。

全部やろうと思えば、当然かなりの金額になる。

そして何より時間がなくなる。

中学受験というのは恐ろしい。

講座を探せば、いくらでも出てくる。

結局、妻はSAPIXを選んだ

そんな中、わが家はSAPIXのSSで行くことになった。

決めたのは妻。

理由を細かく聞いたわけではないが、おそらく、

今の段階で早大学院一校だけに特化しすぎなくてもいいのではないか。

という考えなのだと思う。

早稲田中も志望校のスコープには入っている。

それなら早稲田系の学校を見ながら、まずは広く実力をつけていく。

その上で、入試が近づけば早大学院へのフォーカスをさらに強める。

そんな考え方なのだろう。

2026年度のSS自体が「志望校特化と幅広い学習の両立」を掲げているので、方針としては合っている。

私は正直、どちらでもいいと思っている

妻はいろいろ考えてSSを選んだのだと思う。

一方、父親である私はどうかというと、

正直、SSでもNNでもどちらでもいいんじゃないかと思っている。

かなり適当である。

もちろん、それぞれの講座に違いはある。

早大学院に完全特化するならNNの方が分かりやすい。

幅広く実力をつけながら早稲田系を目指すならSSにもメリットがある。

でも、私がそれ以上に大事だと思っているのは、

実際の入試に近い問題を、まとまった時間を使ってたくさん解くこと。

だと思う。

志望校別対策で弱点が見えるはず

これからは、単元ごとの問題を解くだけではなく、実際の入試問題に近い形で問題を解く機会が増えていく。

そうすると、

算数のどこが弱いのか。

理科のどの分野が怪しいのか。

社会で知識が抜けているところはどこなのか。

国語では時間配分ができるのか。

そういうことが、かなり具体的に見えてくるはずだ。

これは結構大きいと思っている。

たとえば算数でも、

「割合が苦手」

というだけではなく、

入試の限られた時間の中で出されたときに解けるのか。

というのはまったく別の話である。

家なら時間をかければ解ける。

でも本番では解けない。

逆に、難しそうに見えるけれど実は取らなければいけない問題を落としている。

そういうところを、実戦形式の演習を通して知っていく。

これからの145日では、こちらの方が重要なのではないかと思っている。

結局、最後は基礎なのだと思う

そして志望校別特訓と言っても、魔法のような特別なテクニックを覚えれば合格できるわけではない。

結局は、

計算ができる。

漢字が書ける。

理科の基本知識が入っている。

社会の知識がある。

文章を正確に読める。

そういう基礎の積み重ねだと思う。

早大学院を受けようが、早稲田を受けようが、ほかの学校を受けようが、そこは変わらない。

だからSSとNNのどちらが完璧な選択なのかを親が延々と考えるより、

日曜日に朝から夕方まで、受験問題にしっかり向き合う。

まずはそれでいいんじゃないかと思っている。

SAPIXのSSも、校舎によって多少違うものの、日曜日の朝から夕方までほぼ一日を使う。

NN早大学院も9時30分から18時まで。

小学生にとっては、かなり長い。

でも入試まで145日。

もう、そういう時期になったということなのだろう。

「普通の日曜日」はしばらくお休み

これから息子の日曜日は、ほぼ受験勉強になる。

少し前までなら、

「週末ちょっと気晴らしに、どこ行く?」

と家族で話していた。

それが今は、

  • 塾。
  • 模試。
  • 過去問。
  • 志望校別特訓。

気づけば予定表がそんなものばかりになった。

SSを選んだことが正解だったか。

NN早大学院にした方がよかったのか。

それは今の時点では分からない。

そして私は、たぶんどちらでもよかったと思う。

大事なのは、どこで勉強するかより、

この日曜日のまとまった時間を、本人がどう使うか。

実際の問題を解いて、間違えて、自分の弱いところを知る。

そしてまた解く。

これをあと145日繰り返す。

結局、中学受験というのはそんな地道な作業なのかもしれない。

息子の日曜日も、いよいよ完全に受験仕様になった。

家族で遊びに行く「普通の日曜日」は、しばらくお休みである。

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この記事を書いた人

40代、2児の父。現在は息子の中学受験に伴走中。しばらくは中学受験を中心に、日々の試行錯誤や実体験を発信していきます。

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