MENU

後期第1回合格力判定サピックスオープン結果|第一志望60%、算数が復活

9月27日、後期第1回合格力判定サピックスオープンを受験した。

そして結果が出た。

いよいよ「合格力判定」という名前がつく模試である。

これまでのマンスリーや組分けテストとは違い、親としてもどうしても気になるのが志望校の合格可能性である。

結果から先に書くと、4科目の偏差値は55弱。

ものすごく良かったわけでもなければ、崩れたわけでもない。

ただ、科目別に見ていくとかなり面白い結果になった。

最近心配していた算数が持ち直した一方、これまで比較的安定していた社会が大きく下がった。そして第一志望としている早大学院は、合格可能性60%という判定だった。

これは素直にうれしい。

ただし、中身を見ると「60%だから安心」などとは到底言えない。

むしろ今回の結果は、残り4か月で何をやるべきなのかをかなり明確にしてくれた模試だった。

目次

4科偏差値は55弱。算国が支えた

今回の4科目合計は300点強、偏差値は55弱だった。

科目別は、おおよそ次のような結果である。

科目得点偏差値
算数90点台/15056前後
国語100点弱/15057前後
理科50点台後半/10047前後
社会60点台半ば/10051前後
4科310点前後/50055弱

実際の成績表では、4科311点・偏差値54.6。算数91点・56.1、国語99点・57.0、理科56点・47.4、社会65点・51.4となっている。全体平均は282.3点なので、4科では平均を約30点上回った。

数字だけ見れば、「まあまあ」である。

ただ、我が家として注目したのは4科偏差値そのものよりも算数だった。

心配していた算数が偏差値56まで回復

これは今回、一番うれしかったところかもしれない。

算数は91点、偏差値56台。

過去3回を見ると、

  • 前期第1回:偏差値51台
  • 前期第2回:偏差値49台
  • 後期第1回:偏差値56台

となった。

最近、我が家では算数をかなり心配していた。

学校別の模試や過去問をやっていても、どうも算数が安定しない。

そこで妻はいよいよNNの理科をやめ、浮いた時間とリソースを算数の個人塾へ振ることにした。

第二、第三候補として考えている学校には算国2科で受験できる入試もある。

そう考えると、今の我が家にとって算数はかなり重要である。

そのタイミングで偏差値56まで戻ってきた。

もちろん、個人塾へ切り替えた効果がもう出た、などと単純に言うつもりはない。

ただ、少なくとも、

「算数がこのままずるずる落ちていく」

という結果ではなかった。

これはかなりホッとした。

算数は基礎が取れている。ただ最後はほぼ取れない

もう少し中身を見ると面白い。

計算問題は満点。小問集合もかなり取れている。

食塩水、立体図形あたりも平均点を上回った。

一方で最後の「数の性質・規則性」は0点だった。

見事なまでにゼロである。

ただし、この大問自体の平均点も18点満点中4.1点しかない。

つまり、かなり難しい。

これをどう見るか。

個人的には、今の時期に最難関問題が解けないことよりも、前半から中盤の「取るべき問題」をどれだけ落とさないかのほうが重要ではないかと思っている。

実際、今回の算数は計算問題をすべて取り、小問集合でも点を積み上げたことで90点台まで持っていけた。

難問を一問解けるようになることも大事だが、まずはこの形を安定させたい。

国語は相変わらず我が家のエース

国語は99点、偏差値57程度。

以前、別のテストで偏差値70近くまで取ったこともあったので、それと比べれば普通に見えてしまう。

しかし、冷静に考えれば十分である。

今回も物語文は58点中46点。漢字も20点中18点取れている。

国語については、もはや父親である私があれこれ言うより、

「そのまま頑張ってください」

という感じである。

面白いのは、算数と国語の2科目になると偏差値が57台後半まで上がることだ。

今回の2科目偏差値は57.6だった。前期第1回55.2、前期第2回57.5、今回57.6なので、算国だけを見ると比較的安定している。

算国2科入試を選択肢に入れている我が家としては、ここは一つの安心材料になった。

問題は理科。偏差値50を割った

一方、明確な課題は理科だった。

56点で偏差値は47台。

4科目の中で唯一、偏差値50を下回った。

分野別を見ると、さらに分かりやすい。

干潟、金属、アサガオ、気圧、海陸風あたりは大崩れしていない。

ところが溶解度が16点中2点。

平均点5.4点なので問題自体も難しかったようだが、それでも2点は痛い。

これまでNN理科も受講してきた。

しかし最近の算数の状況と、実際の併願校の入試科目を考え、我が家ではNN理科をやめる判断をした。

今回の結果だけを見ると、

「本当に理科を減らして大丈夫なのか?」

という気持ちも少し出てくる。

ただ、時間は有限である。

全部をやることはできない。

だからこそ残り4か月は、「苦手だから全部やる」ではなく、志望校から逆算して何に時間を使うかを考えなければならない。

社会も今回はかなり下がった

意外だったのが社会である。

今回は65点、偏差値51程度。

過去2回は偏差値62前後だったので、かなり落ちた。

推移を見ると、

62.0 → 62.9 → 51.4

である。

これはなかなか豪快に落ちた。

ただ、分野別を見ると原因はかなり分かりやすい。

歴史は38点中31点。

地理も38点中28点。

ところが公民が、

24点中6点。

平均点は12.8点なので、ここだけでかなり差をつけられている。

逆に言えば、社会全体が突然できなくなったというより、公民が穴になっていると考えたほうがよさそうである。

これは復習ポイントとして非常に分かりやすい。

第一志望・早大学院は「60%」

そして今回、一番気になっていた志望校判定。

第一志望としている早稲田大学高等学院中学部は、

合格可能性60%

だった。

判定上は、50%ラインを10点強上回っている。

おお。

これは父としては、かなりうれしかった。

もちろん60%なので、全然安全ではない。

10回受ければ6回受かる、というような単純な話でもない。

それでも、少し前まで我が家では早大学院は完全に「チャレンジ校」という認識だった。

それが秋の合格力判定で60%。

少なくとも、

「背伸びしてもまったく手が届かない学校ではない」

ところまでは来たのではないかと思う。

ここは息子にもちゃんと伝えて、褒めてあげたい。

2月1日午後の東京都市大付属は80%

さらに、2月1日午後の候補として考えている東京都市大学付属中学校の算国入試は80%判定だった。

こちらは50%ラインをかなり上回っている。

これはかなり大きい。

我が家が最近、算数をより重視するようになった理由の一つでもある。

2月1日の午前に第一志望へ挑戦し、午後に算国で受験する。

その組み合わせが、少なくとも今回の模試の数字からは現実味を帯びてきた。

もちろん午後入試は疲労もあるし、模試の判定通りに本番が進む保証などない。

それでも「1日午後にしっかり合格を取りにいく」という作戦が数字上も見えてきたことは大きい。

巣鴨は80%。海城は30%

ほかの志望校判定も興味深かった。

2月2日の候補として考えている巣鴨は80%。

一方、より難しい学校として登録した海城は30%だった。

きれいに現在地が出た感じがする。

「チャレンジ」「相応」「比較的可能性が高い学校」。

秋以降は、このバランスをどう組み合わせるかがますます重要になる。

模試というと偏差値ばかり見てしまうが、この時期になると、偏差値1ポイントの上下よりも、実際の受験日程に当てはめたときにどういう戦い方ができるのかを見るほうが大切なのかもしれない。

自由選択校でも70〜80%が並んだ

今回の資料には、自由選択した学校の判定も載っている。

ここも興味深い。

東京都市大付属の別日程は70〜80%、巣鴨の別日程は80%、東京農大一中の算国入試は70%、桐朋や立教新座も80%という判定になっている。

もちろん、これを見て、

「もう併願校は大丈夫だ」

とは思わない。

80%は100%ではない。

本番では体調もある。問題との相性もある。午後入試なら疲労もある。

ただ、第一志望だけを見ているとどうしても親も子も苦しくなる。

こうして複数の学校を並べてみると、

「ちゃんと今まで勉強してきた分だけ、選択肢は増えているんだな」

とも感じる。

これは秋のこの時期、意外と大事なことなのかもしれない。

今回の模試で見えた「強み」と「穴」

今回の結果を父親なりに整理すると、かなりシンプルである。

強みは国語。そして算数が戻ってきた。

一方で、

穴は理科と公民。

特に今回面白かったのは、4科偏差値54.6だけを見ていると「普通の結果」に見えるのに、中身を見るとかなり凸凹していることである。

算国2科では偏差値57.6。

それが理社を加えると54.6まで下がる。

つまり、今後の課題はかなり明確だ。

算数は今の回復傾向を維持する。

国語は大崩れさせない。

理科は苦手分野を絞って補強する。

社会は公民を立て直す。

全部をゼロからやり直す必要はない。

穴を一つずつ埋めていけばいい。

そう考えると、残り期間でやるべきことも少し見えやすくなる。

第一志望60%。喜んで、でも浮かれない

今回、父親として一番うれしかった数字は、やはり第一志望の60%だった。

4科偏差値だけなら前回より下がっている。

国語も社会も前回より大きく下がった。

それでも第一志望の判定は60%まで来た。

ここまでSAPIX、SS、NN、個別塾、過去問と、本当にいろいろやってきた。

息子自身も朝早く起きて勉強し、学校へ行き、塾へ行き、週末には模試を受けている。

親から見ると「もっとやれ」と思うことはいくらでもある。

でも、今回くらいは、

「よく頑張っているじゃないか」

と言ってあげたい。

そして翌日から、また普通に勉強である。

60%はゴールではない。

むしろ、

「本当に届くかもしれないところまで来た」

という数字なのだと思う。

受験まで、あと約4か月。

算数が戻ってきた。

国語はまだ戦える。

そして理科と社会には、分かりやすい穴がある。

悪くない。

やることが分かっているというのは、受験勉強では意外と幸せなことなのかもしれない。

次の合格力判定では、この60%がどう動くのか。

楽しみ半分、怖さ半分である。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

40代、2児の父。現在は息子の中学受験に伴走中。しばらくは中学受験を中心に、日々の試行錯誤や実体験を発信していきます。

コメント

コメントする

目次