中学受験まで、あと134日。
昨日は息子と巣鴨中学校の文化祭「巣園祭」に行ってきた。
先日の成城中学校に続き、秋の文化祭巡りである。
といっても、今年の我が家は小学6年生の受験生を抱える家庭。昨年のように、朝から夕方まで好きなだけ文化祭を楽しめるわけではない。
朝から第一志望である早稲田学院の過去問に挑戦し、理科と算数で大苦戦。その後、雨の中を巣鴨中学校へ向かい、午後はSAPIXへ。
文化祭の滞在時間は、なんとわずか45分であった。
それでも、落ち着いた街並み、新しく木の温かみを感じる校舎、元気な生徒たちの姿など、実際に訪れて初めてわかることは多かった。
息子も「巣鴨も良かった」とのこと。
今回は、そんな慌ただしい巣鴨中学校の文化祭訪問について、父親目線で記録しておこうと思う。
文化祭の前に過去問
昨日の朝は、第一志望である早稲田学院の過去問からスタートした。
取り組んだのは理科と算数。
これが、なかなか苦戦している様子であった。
特に理科がよろしくなさそうである。
算数も苦戦していたが、理科については、そもそも問題を解く手がなかなか進まないように見えた。
とはいえ、採点は妻に任せてきたため、実際の点数はまだわからない。
出来が悪そうに見えて、意外と点数が取れていることもある。逆に、本人ができたと思っていても、蓋を開ければ散々な結果ということもある。
中学受験の過去問とは、実に恐ろしいものである。
最近はSAPIXの通常授業に加えてSS特訓、NN特訓、さらに家庭での過去問演習と、息子の勉強量もかなり増えている。
第一志望校の問題に挑戦する機会が増えたのはよいことだが、まだまだ解けない問題も多い。
親としては、過去問を解くたびに課題が見つかる。
そして、課題が見つかるたびに、残りの日数を数えてしまうのである。
そんな朝の過去問演習を終えて、我々は巣鴨中学校の文化祭へ向かった。
巣鴨中学校とは?
巣鴨中学校は、東京都豊島区上池袋にある私立の男子中高一貫校である。
1910年に遠藤隆吉が創設した私塾「巣園学舎」を源流とし、1922年に旧制巣鴨中学校が創立された歴史ある学校だ。
教育の特徴として掲げられているのが、「硬教育(努力主義)」という考え方である。
自らの可能性を信じ、努力を積み重ねる姿勢を大切にしており、中高6年間を通じて学力だけでなく、人間力や国際力を育む教育を実践している。
学校の基本情報を簡単にまとめておく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 巣鴨中学校・巣鴨高等学校 |
| 所在地 | 東京都豊島区上池袋1-21-1 |
| 学校種別 | 私立男子校 |
| 教育課程 | 中高6年一貫 |
| 教育方針 | 硬教育(努力主義) |
| 最寄り駅 | JR山手線「大塚駅」 |
| アクセス | 大塚駅から徒歩約10分 |
| 文化祭 | 巣園祭(そうえんさい) |
※学校概要・アクセスは公式サイト等を参照。
公式サイト:巣鴨中学校・巣鴨高等学校

2026年の文化祭は「霽月」
今年の巣園祭は、2026年9月19日(土)・20日(日)に開催。
文化祭のテーマは「霽月(せいげつ)」であった。
霽月とは、雨や雪が上がった後の澄み切った夜空に冴えわたる月のこと。
生徒たちが準備を重ねてきた成果を来場者に届けたいという願いが込められているそうだ。
ちなみに、我々が訪問した19日は雨。
なるほど、霽月というテーマにはぴったりの天気である。
もっとも、我が家には雨が上がるまで待っている時間などない。
なんせ、午後からSAPIXなのである。

大塚駅から巣鴨中へ
巣鴨中学校の最寄り駅は、JR山手線の大塚駅である。
駅から学校までは徒歩10分ほど。
実際に歩いてみたが、それほど遠い印象はなかった。
個人的に好印象だったのは、学校周辺の街並みである。

大塚駅から少し歩くと、比較的落ち着いた住宅街が広がっている。
先日訪問した成城中学校もそうだったが、こういう落ち着いた街並みは個人的に好きである。
毎日通学することを考えれば、駅から学校までの道のりも重要だ。
もちろん、実際の通学時間や乗り換えなどは別途考える必要があるが、少なくとも駅から学校までの徒歩については、それほど苦にならない距離だと感じた。
雨の中ではあったが、学校周辺の雰囲気も含めて、なかなかよい第一印象であった。
新しい校舎と生徒たち
学校に到着して、まず好印象だったのが校舎である。

巣鴨中学校というと、歴史のある男子校というイメージが強かった。
しかし、実際に訪れてみると、校舎は新しく、とてもきれいであった。
調べてみると、現在の校舎は2016年に新校舎の全棟使用が始まっている。
学校の歴史は長いが、校舎は比較的新しいのである。
木の温かみを感じる校舎
特に印象に残ったのが、校舎内の木調のデザインである。
木の温かみが感じられ、全体的に落ち着いた雰囲気であった。
新しい校舎というと、白を基調とした無機質な建物も少なくないが、巣鴨中学校は少し違った印象を受けた。
個人的には、なかなか好きな雰囲気である。
もちろん、学校選びで重要なのは校舎の新しさだけではない。
それでも、毎日6年間通う場所なのだから、施設や建物の雰囲気も大切な要素だと思う。
生徒たちも元気で好印象
文化祭で接した生徒たちも、全体的に元気で真面目そうな印象を受けた。
自分たちの企画を楽しみながら運営している様子もよかった。
そして、先生と生徒の距離も比較的近そうに感じた。
生徒たちが先生と接する様子を見ていると、なんとなく風通しのよさそうな雰囲気が伝わってくる。
もっとも、文化祭で見かけた一部の先生と生徒たちの様子から受けた印象にすぎない。
学校全体の雰囲気を45分で理解できるはずもない。
それでも、実際に足を運ぶことで感じられる学校の空気というものは、確かにある。
パンフレットや学校案内だけでは、こういう部分はなかなかわからない。
やはり学校見学や文化祭には、できるだけ足を運んでおきたいと思うのである。
滞在時間は45分!
さて、今回の文化祭。
最大の問題は時間である。
なんと、巣鴨中学校での滞在時間はわずか45分。
昨年であれば、息子が飽きるまで一日中遊んでいられたはずだ。
しかし、今年はそうはいかない。
午後からSAPIXが待っている。
文化祭を楽しみに来たはずなのに、時計を気にしながら校舎を歩くことになった。
まったく、受験生の秋とは忙しいものである。
人狼ゲームと射的を楽しむ
限られた時間の中で、息子が楽しんだのはお祭りのブースである。
今回は人狼ゲームと射的を楽しんだ。
人狼ゲームといえば、プレイヤー同士で会話をしながら、誰が人狼なのかを推理するゲームだ。
射的も文化祭らしい定番の遊びである。
勉強ばかりの毎日なので、こういう時間は息子にとっても貴重なのかもしれない。
午前中は早稲田学院の理科と算数に苦しめられ、文化祭では人狼を探し、射的を楽しむ。
ずいぶんと振れ幅の大きい休日である。
もっとも、親としては少しでも文化祭を楽しんでほしい一方で、午後のSAPIXのことも気になってしまう。
そして、気がつけば45分。
そろそろ行かなければならない。
昨年であれば一日中遊んでいた文化祭を、今年は45分で切り上げる。
これも中学受験家庭の秋の日常なのである。
息子の感想は?
文化祭を終えて、息子に巣鴨中学校の感想を聞いてみた。
息子の答えは、
「巣鴨も良かった」
とのこと。
先日訪問した成城中学校も好印象だったが、今回の巣鴨中学校についても、息子なりによい印象を持ったようである。
親としても、街並み、校舎、生徒たちの雰囲気など、全体的に好印象であった。
ただ、少し気になったことがある。
なんだか元気がない
昨日の息子は、全体的に少し元気がなさそうであった。
文化祭がつまらなかったというわけではないと思う。
むしろ、本人は「巣鴨も良かった」と言っている。
ただ、いつもの息子と比べると、なんとなく疲れているように見えた。
朝から過去問に取り組み、理科と算数で苦戦。
その後、雨の中を移動して文化祭へ。
そして午後からはSAPIX。
考えてみれば、なかなか忙しい一日である。
最近はSAPIXの授業に加え、SS特訓やNN特訓、過去問演習なども本格化している。
勉強する時間が増えるのはよいことだが、息子自身も疲れがたまっているのかもしれない。
もっとも、単に昨日のコンディションがよくなかっただけかもしれない。
そのあたりは本人にしかわからない。
ただ、子どもの表情や元気のなさには、親として気を配っておきたいと思う。
受験勉強は親のためにやるものではない。
最終的には、息子自身が行きたいと思える学校に向かって努力してほしい。
そのためにも、志望校選びでは本人の感想を大切にしたいと思っている。
巣鴨中学校も、今回の文化祭を通じて、我が家の志望校候補の一つとして引き続き考えていきたい学校になった。
そしてSAPIXへ
さて、文化祭を45分で切り上げた我々は、急いで大塚駅へ向かった。
まずは昼食である。
駅前のレストランに入り、急いでご飯を食べる。
本来であれば、文化祭の感想でも話しながら、ゆっくり食事を楽しみたいところだ。
しかし、そういうわけにはいかない。
午後からはSAPIXである。
時間を気にしながら昼食を済ませ、息子はそのまま塾へ向かった。
朝は早稲田学院の過去問。
昼は巣鴨中学校の文化祭。
午後はSAPIX。
こうして書いてみると、なかなか充実した一日である。
いや、充実しすぎている気もする。
去年の今頃は、文化祭に行けば一日中遊んでいたはずなのに。
受験学年になると、休日の過ごし方もずいぶん変わるものである。
せっかくの連休
さて、我が家は9月23日まで休みが続く。
世間ではせっかくの連休である。
旅行に出かけたり、家族でゆっくり過ごしたり、普段できないことを楽しんだりする家庭も多いだろう。
我が家も、昨年であればもう少しのんびり過ごしていたかもしれない。
しかし、今年は違う。
中学受験まで、あと134日。
第一志望の早稲田学院の過去問では、まだまだ苦戦している。
理科も算数も課題は山積みである。
SS特訓もNN特訓も始まり、いよいよ志望校別の勉強が本格化してきた。
ここから先は、限られた時間をどう使うかが重要になってくる。
もちろん、息子が少し疲れているように見えたことも気になる。
適度に息抜きをしながら、無理をしすぎないように勉強してほしいとは思う。
文化祭で遊ぶ時間も大切だし、家族で会話する時間も大切だ。
ただ、父親としての本音を言えば、せっかくまとまった時間が取れる連休なのだから、普段できない勉強にも取り組んでほしい。
過去問を解き、できなかった問題を見直し、苦手な単元を一つずつ潰していく。
そんな時間にしてほしいのである。
世間一般では、
「せっかくの連休なのだから、ゆっくり休んでほしい」
となるのだろう。
しかし、我が家の場合は少し違う。
「せっかくの連休なのだから、しっかり勉強してほしい」のである。
なんとも受験生の父親らしい、身勝手な願いである。
もっとも、息子にばかり勉強しろと言っていても仕方がない。
父親も、丸つけに過去問分析に、やるべきことは山ほどある。
せっかくの連休。
息子と一緒に、もうひと頑張りするとしよう。

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